オリンパス　ペンD　　ハーフサイズカメラ

1962年に発売された、オリンパスペンDとなります。当時では、F1.9の大口径レンズ、1/500秒シャッター、内蔵露出計などを詰め込んだプロ仕様のペンでした。5年ほど前に中古店で購入したもので、外観は、年式の割に綺麗な状態だと思います。８枚目の写真に示したように、ストラップリングの当たりによるボディのへこみがあります。レンズやファインダーはカビやくもりはありませんが、撮影に影響ない程度のチリの混入はございます。モルト類の状態も良好です。シャッター、露出計、絞り、ピントリング動作、巻き上げ巻き戻しの一連の撮影動作は良好です。９，１０枚目はこのカメラで撮影したフィルムをスキャンしたサンプルとなります。このカメラはオートではありませんので、次のような操作が必要です。フィルムを装填したらそのフィルムの最大撮影枚数を設定する必要があります。フィルムカウンターのダイヤルを回して24枚撮りなら48に設定します。撮り始めたら，指示される数字は残り枚数となります。ASAのダイヤルでフィルム感度を合わせます。露出計のLV値に合うように絞りとシャッタースピードを決め、ピント（目測式）を合わせて撮影します。以下、仕様の抜粋です。型式：35ミリハーフサイズレンズシャッター式カメラフィルム計数：減算式，最大72枚画面寸法：24×17 mmレンズ：Olympus F.Zuiko，1:1.9，f=32mm距離調節：手動，最短撮影距離0.8 m露出調節：手動，f1.9～16；　セレン式単独露出計を搭載電池：不要質量：約435 g（実測）寸法：約65 H×105 W×50D〔mm〕

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