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ジャワ島／ガジ村　オールハンドメイドジャワ更紗／珍しい★ロウ置き制作過程の綿布

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『スラマット・パギ(おはよう)』『スラマット・パギ』ここはインドネシア。『アパ・カバァール(APA・KABAR)?』に応えて『バグース(BAGUS)』は実はオカシイらしい。この場合は、『バイク(BAIK』が正しいのだそう。しかし、バグースで返しても現地の人はにこやかに、しかも好感を持って受け入れてくれていた気がする。「元気？」「うん、最高に元気!」のつもりだった。心や身体の状態のことなど目に見えないことの良し悪しを表現するときは『バイク』なのだそうだ。そうだったのか？インドネシアの人達は優しかったんだ。お馴染みの「NHK取材班」『世界手芸紀行』の文責者も現地のドライバーに「スラマット・パギ」と朝の挨拶をして、その日の目的地に向かう。　目指すはガジ村。綿花の収穫から始まって、布に仕上げ、ロウ置き、染め工程をわずか5日間で収録しようとする試みだ。　企画発案から取材許可を得るまでの数ヶ月を含む激務の結晶化に許される時間は、「５日間」。彼らはどこへでも行く。そこは大抵がメジャーな地域から遠く、ひっそりと昔ながらの暮らしを続け経済活動のためではなく彼ら住民が必要としている物品を自らの手で作る希少な技術が潜む所。　手紡ぎ、手織り木綿布を天然染料で染めた古い時代のジャワ更紗はその当時数えられる程しか知られていなかったところ、更紗コレクターの展覧会でたまたま目にしたオールハンドメイドの更紗を作り続けている隠れ里の存在を知った頼もしいNHK取材班は、行ってくれました。私にとっては、私蔵の物品の身元が明らかになると言う願っても無い結果をもたらしてくれた。　この村の存在が注目されるようになったキッカケが踏襲してきた更紗とは別の化学染料使用の商業的更紗製品が外部にもたらされるようになった事だったのは皮肉な成り行きと言える。　買い付けに訪れたバイヤーが見たのは、「更紗の生きている博物館」だった。バティックとは「点を配置する」と言う意味で、その村ではジャワ更紗の原初の模様を彷彿とさせる点描模様や他に類例のない素朴な模様で構成された更紗が現存していた。　しかし、「発見された」後に辿る経緯は、ここでも起こる。「生きている博物館」と言う稀有の状況は、早くも存続が危ぶまれている。本品は、その「生きている博物館」から来た稀有な技術の証なのである。

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『ジャワ島／ガジ村　オールハンドメイドジャワ更紗／珍しい★ロウ置き制作過程の綿布』はセカイモンでkJ-10c599af33から出品され、888の入札を集めて04月15日 15時 13分に、10,250円で落札されました。即決価格は10,250円でした。決済方法はに対応。福島県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。