Minority　エイリアン　フェイスハガーリング

90年代初頭マイノリティのシルバー925フェイスハガーリングです。一之瀬弘法氏は1989年、文化服装学院在学中に高橋盾氏とともに「アンダーカバー」を開始しました。91年、文化服装学院アパレルデザイン科を卒業。現在は高橋盾氏と設立したUNDERCOVERや一之瀬弘法氏自身のブランドであるVANDALIZEの創設者として名を馳せますが、その前身であるブランド「N.W.O」の設立は1996年の事であり、またさらに前進である「初期minority」の存在は知る人自体が少なく、もはやブランドそのものが裏原のカルト的な伝説となっています。こちらの作品はクレイジーピッグのフェイスハガーリング発売以前にすでに流通しており、その後1998年にJAP工房がフェイスハガーリングを発売することとなりました。取りも直さず、現在跋扈するフェイスハガーリングの原型でありオリジナルと言えましょう。また、これをオマージュしたクレイジーピッグやJAP工房の同リングと比べてもデザイン力、造形力の点でレベルが全く異なることがわかります。極めて繊細かつ有機的でグロテスク。クレイジーピッグとの差異は言うまでもありませんが、JAP工房の同リングは触手が先端で一体化しているのに対して、マイノリティーのフェイスハガーリングは触手1本1本が独立しており、装着すると指の肉に食い込むような造形となっています。当時はこういった身体改造的なアクセを装備するのがクールであるという向きがあったためでしょう。映画のように鬼気迫るものがあります。サイズは14号ほどとなっており、成人男性の薬指〜中指にフィットします。触手を曲げてある程度の調整ができる仕様ではありますが、当時から一度も調整したことはありません。コンディションは10/10です。服飾史に残る、極めて貴重で重要なジュエリーです。90s当時現場の最前線でリアルタイムを過ごした諸兄にとっては思わず食指、いやさ、"触手"が伸びる逸品でありましょう。エイリアン　リングビッグチャップAlienマイノリティファニーファームアンダーカバーsilver材質...シルバー

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